[IPv6]
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発行日付: 2005/5/15
http://www.kunitake.org/xoops/modules/xfsection/article-62.html
を wiki に修正したものです。
文章を書く際に、ドメイン名など実在するものを使った場合、例として挙げられたサイトに迷惑を掛けることがあるかもしれませんし、将来そのドメインは売り渡され、意図しない宣伝をする羽目になるかもしれません。そんなことがないように?例として挙げるドメイン名には、
などを使うことが通例となっています(See. RFC6761)
ちなみに TLD としては
もこのRFC6761でリザーブされています。それぞれ、どのような時に使うかも書いてあります。短いドキュメントなので、物書きな方はぜひご一読を
同様にIPv6アドレスでも、ドキュメント用に予約されたアドレスが存在します。
2001:DB8::/32
詳細は
RFC3849 IPv6 Address Prefix Reserved for Documentation発行日:2004/08/17
に記されています。
ちなみにこのアドレス自体は、IANAから RFC発行以前に割り当てられています。
ということで、IPv6でアドレスを例に挙げたい場合は2001:0db8::/32 を使いましょうという話でした。
ちなみに IPv4 でもこういったアドレスは予約されていて、RFC5737で定義されています。
RFC5737引用:
The blocks 192.0.2.0/24 (TEST-NET-1), 198.51.100.0/24 (TEST-NET-2), and 203.0.113.0/24 (TEST-NET-3) are provided for use in documentation.
もともと、192.0.2.0/24 は、RFC3330 でドキュメント用アドレスとして挙げられていましたが、
も併せて使えるようになったということですね。
ちなみに、ドキュメント用のMACアドレスは RFC7042 に記載があるようです(まだちゃんと読んでない)
AS番号は、16ビットと32ビット(4octets AS numberとも呼ばれる)がありますが、それぞれに、ドキュメント用のAS番号がリザーブされています。
これは
RFC5398 に記述があります。