USAGI Project によって、ヘルシンキ大学(HUT) の実装をベースに、TAHI テストでの相互接続性を上げる patch セットが UMIP-0.1 としてリリースされました。kernel のベースは 2.6.14 になります。
http://www.linux-ipv6.org/umip-0.1-ann.html
49e2d8ecd80d72a105b393de789dff22 FILES
1a05773da966940acf7f6059765db6d8 README.MIPv6
8130da93e09db15fe52777db23fec0d0 kernel-s20051214-umip-0.1.diff.gz
1d382c4ddff4b43a3821044b4e6c1794 kernel-s20051214.tar.gz
628c621ce352c89a5877463667263fd5 mipv6-s20051214-umip-0.1.diff.gz
880e7286fc7c5061a04ddb3fe459d2fa mipv6-s20051214.tar.gz
遊び方はこちら。
http://www.linux-ipv6.org/memo/mipv6/
これで Linux で Mobile Node, Home Agent, Correspond Node と、Mobile IP で出て来るプレイヤがすべて試せます。ちゃんとうごくよ :-)
改めて JPNIC からこういうドキュメントが出て来ると、 IPv4 アドレスの枯渇が現実のものとして見えて来た、という感じを受けますね。
報告書「IPv4アドレス枯渇に向けた提言」公開のお知らせ
http://www.nic.ad.jp/ja/research/ipv4exhaustion/
以前は、IPv4 は絶対になくならないだろうと思ってました。それは以下の理由からです。
2000年問題においては、技術者が前もって対策を講じた結果、特になにも起きませんでした。で、「あんなに騒いでいたのになにも起きなかったじゃないか」とか言われてしまうぐらいの見事な仕事だったわけですが(※)、IPv4の枯渇問題についても同様に、実際に枯渇する前に IPv6 へ移行してしまい、結果として、「IPv4 アドレスは枯渇するっていってたのに、結局 IPv6 に移った今も枯渇してないじゃないか」とか言われるだろうと考えてたからです。で、もし枯渇まで行ってしまえば、インターネットに携わるエンジニアの敗北だとすら考えていました。
でも、最近ではやっぱり枯渇まで行ってしまうんだろうな、と思うようになりました(エンジニアが対策をさぼるから、と思っているわけではなく、やっぱりちょっと IPv4 の枯渇問題の捉え方と、IPv6 利用シーンに対する考え方が、自分の中で変わって来たからです)
ともあれ、その時までに、枯渇のインパクトが小さくなるよう手立てが打ててるといいですねぇ……
それはさておき、このドキュメントについては
http://d.hatena.ne.jp/maem/20060403/p1
でも触れられている通り、いわゆる IPv6を推進している人ではない人たちによって、作成されたことが意義深いかと。
ただし、ちょっと IPv4/IPv6の挙動について誤解を招きそうな点があったので、メールでコメントして置きました(個人的には結構クリティカルだと思ってますが、さて……)
※今思えば、2000年問題でこんなことが起きる!と言われていたことの中に、荒唐無稽な話も多々あったにせよ
最近、IETF には行けてないんですが、こんなのがあるんですね。
IETF Journal 最新版(2006/04現在)
http://ietfjournal.isoc.org/IETFJournal0102.htm
某MLに、ここで取り上げられているセキュアなハッシュ関数について、は、エンジニアなら読むべし、と言われていたので読んでみた。
ここ最近、ハッシュ関数の安全性については、いろんなところで話題になってましたからね。
まとめを、さらにまとめるのはちと変かもしれないけど、適当に日本語に訳すと
- 私が使っているプロトコルはまだ Secure?
まだ大抵のプロトコルは、Safe(たとえMD5を使っていたとしても)。ただし、
MD5 を使ったデジタル署名は別(いますぐにでも止めるべき)
HMAC-MD5 はまだ safe だと信じられているけど、CFRG(ryptography Forum
Research Group)の議長である David McGrew は、近い将来、破られるだろう
と語っている。
- いま使うならどのハッシュ関数を使うべき?
IETFの Security Area Director の Russ Housley は、SHA1 ではなく、NIST の
SHA-256 を使うのが、現在のベストな選択だと語っている。しかし多くの出席者
が、近い将来、よりよい選択肢が現れることへの期待を表明していた。
- どのように、いつ、新しいプロトコルへ移るべき?
Steve Bellovin, Russ Housley, Eric Rescorlaらは、移行において、既存のIETF
プロトコル(IPsec, S/MIME, SSL/TLS, DNSSEC, OCS)で、問題が起きるかどうか
を調査した。そしてあらゆるケースで、スムーズな移行を行うには、プロトコル上
の問題があることがわかった。
このことは、プロトコルの移行は慎重に、しかし適切かつすぐにでも行う必要があ
ることを意味している。
こんな感じ?(間違っていても知りません ;-p)
HTML や CSS 用にと、簡単に使えるカラー選択のツール。
GNOME Color Scheme
http://home.gna.org/colorscheme/
Debian のパッケージは
http://eclipxe.com.mx/debian/gnome-colorscheme/
にあるので、頂いてくる。
# dpkg -i gnome-colorscheme_0.3.90-1_i386.deb
起動は
$ colorscheme &
これだけ。Random をクリックしてると、適当ないろを選んでくれる。
このサイトのデザインを変える時にでも使おう :-)
via http://freshmeat.net/
簡単だけど本格的な味になるブイヤベースもどきの作り方
http://www.drk7.jp/MT/archives/001035.html
「カゴメ野菜ジュース食塩無添加」がいいらしい。
新年度、スタートですな。いろいろと、余裕を持ちたい今日この頃。と、ずっと言い続けている気がする今日この頃。
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